GPUによるハードウェアエンコード part 1

zoneminder のアップデートでGPUによる、ハードウェアエンコード
が実装されたのだけど、中々試す機会が無く見送ってた。
GPUが仮想通貨の上昇に伴いミドルレンジ含め
尋常でない(平時の倍ほど)価格で貼り付いてしまったのも要因なのだが
クライアントとして使うwindows マシンの wake on lan が頻繁に失敗するようになり
GPUを交換した。その際、wol が失敗するだけで
出力自体は問題ないGPU(nvidia GTX960)が余ったので
バックアップとして組んでファイルサーバーとして使用してる
15年以上稼働中の intel Q9550 に組み込んでみた。

ドライバーは、nvidia hp からバイナリをダウンロードして
ソースからコンパイルするのが奨励されてるので
module をビルドした。

他、必要なモジュール群を yum install して
競合するmodule nouveau をblacklist する。
# 最終行に追記 (ファイルがない場合は新規作成)
blacklist nouveau
options nouveau modeset=0

出来たら再起動。
無事認識してれば専用コマンド
[root@zm230 local]# nvidia-smi
Tue Jun 22 08:13:58 2021
+—————————————————————————–+
| NVIDIA-SMI 460.84 Driver Version: 460.84 CUDA Version: 11.2 |
|——————————-+———————-+———————-+
| GPU Name Persistence-M| Bus-Id Disp.A | Volatile Uncorr. ECC |
| Fan Temp Perf Pwr:Usage/Cap| Memory-Usage | GPU-Util Compute M. |
| | | MIG M. |
|===============================+======================+======================|
| 0 GeForce GTX 960 Off | 00000000:01:00.0 Off | N/A |
| 0% 47C P0 30W / 130W | 0MiB / 2001MiB | 0% Default |
| | | N/A |
+——————————-+———————-+———————

で確認出来る。