Centos8

昨年5月にリリースされた Centosのメジャーアップデート版である Centos8
であるが、レポジトリの対応がまだまだで入れ替えには少し早すぎる感があったのだけど
いつまでも手を付けない訳には行かないので
予備の機材で構築してみた。
用意したのは、未だ現役で使ってるが
バックアップ用に確保してる
LGA775ソケットのQ6700搭載した15年以上前のマシン
それに今やそれ?何って言われる程もはや誰も使ってない
Adaptec 29160 U-SCSIカードとパラレルSCSI
インストールメディアからサクッとインストールする予定だったが
ストレージが見つからない。
嫌な予感がしてRHEL 8.0 のサポートマニュアルを読んでみた。

rhe8

RHEL8削除されたドライバー
ただ、救済措置としてGrub2画面でコマンドを入力してドライバを適用出来る。
inst.dd で dd image で作成されたドライバを当てる事が可能なのだが
なぜか?apaptec のパラレルSCSI ドライバである aic79xx が無い。
dud_el8
これで安易なインストールは不可能となった。
後は、以前もやった事のあるとりあえずインスト出来る機材で
立ち上げ、aha79xx をソースからコンパイルしてカーネルにパッチを当てる
もしくはモジュールを作る
であるけど、カーネルに組み込んだら今後のカーネルアップデートで
自動で組込まれないからOS立ち上がらないトラブルの原因となりそう。
モジュールが無難かな。
システム領域用にSCSIを使ってるマシンが現役で2台程あるからだけど
そろそろそれも引退してもらう時期なのかもしれない。
とは言え、当時のサーバー向けHDDであるパラレルSCSI
今のHDDと違い高い冗長性と寿命が10倍程あるから未だ現役
10年程で交換するのを前提にバックアップも用意してたので
現在稼働のHDDを交換しても未だ新品がストックである。
実に悩ましい限りだ。